“豚に口紅”について [社会]
いつもブログをお読みいただき有り難うございます。
ここ福岡では、今週の金曜日にも台風が通過しそうな威勢でしたが、幸い台風がそれて被害もなく一安心でした。
まだ、日本寄りを北上している模様です。
災害のないことを祈ります。
さて、今回のブログは、“豚に口紅”について書かせていただきます。
「豚に口紅」と言う言葉は、アメリカの大統領選で話題になっている言葉です。
「うわべだけを飾っても事の本質は変わらない。」と言う例えです。
話しを今週のニュースに向けると、経済面は“リーマン・ブラザーズとAIG”一色だった気がします。
先週までが、米国の政府系住宅金融機関の話題で持ちきりだったので、なかなか米国発の金融不安は収まりそうもありませんね。
今年の初めまでは、米国政府の素早い対応で米国の景気は、今年の末頃より景気が上向くのではないかと考えていました。
まだまだ米国の景気回復には遠いようですね。
日本にいてニュースだけを見聞きしていると、米国では世紀末のような状態になっているように感じます。
しかし、一般市民の生活に目を向けると、米国と日本ではどちらが心豊かな生活をしているかがわかりません。
私は、少なくともそのように思っています。
日本がバブル景気の絶頂期の時期に暫く米国で過ごしていました。
日本では、ちょうど年号が「昭和」より「平成」に変わる時期でした。
当時の米国は、IT景気も始まってもなく、経済のどん底の時期だったと思います。
米国に出発するまでは、「ジャパン イズ No.1.」で、米国には暗い時期だろうと考えていました。
しかし、私の目に映ったのは、「日本と米国では、どちらが景気のいい国なの?」と言う印象でした。
日本では、人々が寝る時間も惜しみあくせく働き、家族さえも省みない生活をしていて、一方、景気の最悪のはずの米国では、仕事と余暇の時間が別れていて、日々の生活を楽しんでいるように感じました。
その時に、必ずしも数字で見る国の様子と一般市民の豊かさは比例しないと感じました。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件の2週間後にも、アメリカ西海岸に滞在していましたが、何事もなかったような穏やかな様子でした。
最近、日本では過労死や年間3万人超もの自殺者を出し、“ワークライフ・バランス”がちらほらと囁かれていますが、諸々の要因を考えると、とても実現しないだろうなと考えています。
まさに、“豚に口紅”だと思っています。
※弊所・料金を改定させて頂きました。詳しくは、弊所・料金案内をご覧下さいませ。http://www.tprofessional.jp/price/index.html
(2008年9月24日追記)
※弊所では、より多くのお客様にご利用いただくために「料金の改定」に取り組んでいます。詳しくは、弊所にお尋ね下さいませ。
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Written by
Office T.Professional(オフィス ティー.プロフェッショナル)
米国税理士 小野 知史(Tomofumi Ono)
ホームページ http://www.tprofessional.jp
e-mail: info@tprofessional.jp
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ここ福岡では、今週の金曜日にも台風が通過しそうな威勢でしたが、幸い台風がそれて被害もなく一安心でした。
まだ、日本寄りを北上している模様です。
災害のないことを祈ります。
さて、今回のブログは、“豚に口紅”について書かせていただきます。
「豚に口紅」と言う言葉は、アメリカの大統領選で話題になっている言葉です。
「うわべだけを飾っても事の本質は変わらない。」と言う例えです。
話しを今週のニュースに向けると、経済面は“リーマン・ブラザーズとAIG”一色だった気がします。
先週までが、米国の政府系住宅金融機関の話題で持ちきりだったので、なかなか米国発の金融不安は収まりそうもありませんね。
今年の初めまでは、米国政府の素早い対応で米国の景気は、今年の末頃より景気が上向くのではないかと考えていました。
まだまだ米国の景気回復には遠いようですね。
日本にいてニュースだけを見聞きしていると、米国では世紀末のような状態になっているように感じます。
しかし、一般市民の生活に目を向けると、米国と日本ではどちらが心豊かな生活をしているかがわかりません。
私は、少なくともそのように思っています。
日本がバブル景気の絶頂期の時期に暫く米国で過ごしていました。
日本では、ちょうど年号が「昭和」より「平成」に変わる時期でした。
当時の米国は、IT景気も始まってもなく、経済のどん底の時期だったと思います。
米国に出発するまでは、「ジャパン イズ No.1.」で、米国には暗い時期だろうと考えていました。
しかし、私の目に映ったのは、「日本と米国では、どちらが景気のいい国なの?」と言う印象でした。
日本では、人々が寝る時間も惜しみあくせく働き、家族さえも省みない生活をしていて、一方、景気の最悪のはずの米国では、仕事と余暇の時間が別れていて、日々の生活を楽しんでいるように感じました。
その時に、必ずしも数字で見る国の様子と一般市民の豊かさは比例しないと感じました。
2001年のアメリカ同時多発テロ事件の2週間後にも、アメリカ西海岸に滞在していましたが、何事もなかったような穏やかな様子でした。
最近、日本では過労死や年間3万人超もの自殺者を出し、“ワークライフ・バランス”がちらほらと囁かれていますが、諸々の要因を考えると、とても実現しないだろうなと考えています。
まさに、“豚に口紅”だと思っています。
※弊所・料金を改定させて頂きました。詳しくは、弊所・料金案内をご覧下さいませ。http://www.tprofessional.jp/price/index.html
(2008年9月24日追記)
※弊所では、より多くのお客様にご利用いただくために「料金の改定」に取り組んでいます。詳しくは、弊所にお尋ね下さいませ。
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米国税理士 小野 知史(Tomofumi Ono)
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