“各国の税務当局の対応”について

いつもブログをお読みいただき有り難うございます。

最近は、テレビをつけるとどこかのチャンネルで、オリンピックの放送をしていますので、
ついつい夜更かしをしてしまいます。

さて、今回のブログは、“各国の税務当局の対応”について書かせていただきます。

7月の初めより、「米国」、「カナダ」、「オーストラリア」の税法について調べています。

ひと昔前と違い、各国の税法を調べるのにも、最初に各国の税務当局のサイトを開いています。

「米国」の税法については、私の専門でもあり、サイトの中のどこを調べればよいか見当がつきますが、「カナダ」、「オーストラリア」については、初めて開くサイトでもあり、手間をとりました。

「カナダ」、「オーストラリア」の税金のサイトを理解するのに、それぞれ10数時間を費やしました。

また、サイトで調べても税金について理解出来ない場合には、それぞれの国の税務当局にメールか電話にて連絡をとらせていただいています。

メールにしても、電話にしても、窓口の方の対応で、その国に対する心象までも変わってしまいます。

サイトを閲覧した事と窓口の方の対応による、私のそれぞれの国に対する心象です。

■米国の税務当局についてhttp://www.irs.gov/index.html　■

・いくらたくさんの税法の冊子（Publication）を注文しても無料で海外まで送ってくれる所。（太っ腹～）

・海外よりの問合わせを考え、現地時間の深夜まで電話での問合わせに対応している所。
(親切)

・注文した税法の冊子が、確実に届く保証がない所。（大丈夫～、不安）

・メールや電話での問合わせにも、なかなか返答を貰えず、回答も素っ気ない。（冷た～い）

■オーストラリアの税務当局についてhttp://www.ato.gov.au/　■

・今回初めて、メールと電話にて問合わせをしましたが、メールでの問合わせには確実に翌
日には回答をいただけ、電話での問合わせも海外からと聞くと、わざわざオーストラリアよ
り電話をかけなおしてくるサービスの徹底ぶり。（チョー親切）

・サイトが非常に充実していて、分かりやすい。（親切）

・Publicationを注文しても、約束どおりの期間に届く。（安心）

■カナダの税務当局についてhttp://www.cra-arc.gc.ca/　■

・海外からの問合わせにも現地時間に合わせなくてはならず、しかも現地時間の夕方４時過ぎまでに電話をしないといけない。日本より問い合わせをする場合には、朝早く起きるか、深夜まで待って電話をしないといけない。やっと電話がつながったかと思うと、たらい回しにされる。（なにこの対応）

・また、何度メールで問合わせをしても、返事がもらえない。（なにこの対応）

・税法を調べるにもサイトが分かりにくい。（税金は難しい）

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Written by

Office T.Professional（ｵﾌｨｽ ﾃｨｰ.ﾌﾟﾛﾌｪｯｼｮﾅﾙ）
米国税理士 小野　知史（Tomofumi Ono）

ホームページ　http://www.tprofessional.jp
e-mail: [e-mail]
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