SSブログ

ヤンキースの松井 秀喜選手の“不動心”を読んで [書籍]

いつもブログをお読みいただき有り難うございます。

先週より今週にかけて読んだ本を、紹介させていただきます。

不動心

この本を読まれた方も多いのではないでしょうか?

最近、どこの本屋さんに行っても、話題の本として紹介されていると思います。

以前より、究極の緊張感の中で戦っているスポーツ選手の生き方やコメントには、興味を持っていました。

新聞や雑誌に載っているスポーツ選手の発せられる言葉の一言、一言に重みを感じます。

私の資格試験の学習が思うように進まない時から、新聞や雑誌の切り抜きを集め始めました。

スポーツ選手の置かれている状況と私自身の状況とを重ね合わせて、どのようにして現状を打破したらよいかと考えています。

今ではA4ファイルに100ページ程で、いろいろな分野のスポーツ選手の言葉の切り抜きが、ラインマーカーを引いた状態でスクラップされています。

そのファイルを読み直すと、2003年1月1日の朝日新聞に載った松井 秀樹選手の記事も
ありました。

ちょうど、ヤンキースへの移籍が決まった時の頃です。

その後のヤンキースでのご活躍は、皆様もご存知のことだと思います。

記者の「メジャーで成功を収める確信は、当然ありますよね。」と言う質問に、松井選手は、
次のように答えられていました。

「立ち止まりながら、一歩、一歩やっていこう、と。とにかく、自分でできる準備はすべてやっていく。試合になったら、どういう結果がでるか、わからない。そこに至るまで、自分なりに万全の準備をする。・・・・・」

松井選手の生き方が現れたコメントだと思われます。

さて、今回のご紹介の本“不動心”では、昨年の大ケガをされたのちの気持ちも書かれています。

本の構成は、次のようになっています。

第一章~5・11(の大ケガ)を乗り越えて
第二章~コントロールできること、できないこと
第三章~努力できることが才能である
第四章~思考で素質をおぎなう
第五章~師から学んだ柔軟な精神
第六章~すべては野球のために

そのうち、いくつか素晴らしい言葉を紹介させていだだきます。

・僕は、生きる力とは、成功を続ける力ではなく、失敗や困難を乗り越える力だと考えます。
・・・
プロ野球選手として成功してきた人々は、才能だけではなく、失敗を乗り越える力があるのだと思います。

・失敗との付き合い方
失敗と上手に付き合っていくためには、やはり「どうにもならないこと」ではなく「今、自分にできること」に集中するしかありません。

・有効な目標の立て方
きっちり階段を上っていくためには、「夢」と呼べるような大きな目標だけでは足りません。
今年の目標、今月の目標、今日の目標と、まずは身近な目標を定めるようにしています。
目標は数字ではなく、具体的な行動にした方が目安になります。

・勝負強さを決めるもの
仮に「勝負強さ」というものがあるとすれば、それは運というより、考え方とか技術的なものでしょう。つまり、思考や練習によって磨けるものなのです。

・継続は力なり
「努力できることが才能である」
よい医師になれるかどうかの最大のポイントは、才能よりもむしろ、そうなりたいという欲がどれくらい強いかだと思うんのです。心からそうなりたいと思えば、その過程で自分にかけているものが何かを考え、それをおぎなうための努力をする。

・人生の指針となる言葉
松井 秀喜選手が、高校時代の野球部の監督より、教えていただいた言葉だそうです。
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
Written by

Office T.Professional(オフィス ティー.プロフェッショナル)
米国税理士 小野 知史(Tomofumi Ono)

ホームページ http://www.tprofessional.jp
e-mail: info@tprofessional.jp
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■


コメント(2) 
共通テーマ:

コメント 2

努力

勉強になりました。
どんな一流選手でも努力なくしてはその栄光を手にすることはできなかったんですね。
松井秀喜選手の努力は本当にすごいものがあります。努力は大事ですね。


中日からドラフト1位指名され、文武両道ということで、話題になった慶応の福谷さんもものすごい努力をしたんでしょうね。研究者、教授になれるくらいの勉強をしたかたわら、野球でも大活躍。すごい。並大抵の努力があったのでしょう。
がんばってほしいです。


サっカー界には文武両道で有名な東大卒Jリーガー久木田さんや他にも岡田武史さん、宮本恒靖さん、橋本英郎さんが文武両道で有名です。、ゴルフ界といえば思い浮かびません。


しかしゴルフ界でも、文武両道を見事に表現する学生ゴルファーがいます。いわゆるゴルフ漬けで学業軽視になりがちであった、日本の学生ゴルフ時代に新しいタイプのアスリートが現れた。

東大法学部4年の高野隆

彼は朝日杯争奪日本学生ゴルフ選手権には4回出場し、6位に入った。他にも、日本学生ゴルフ選手権3回出場、日本アマ出場。

九州大2年の永井貴之

彼は九州ジュニアゴルフ選手権4位、国体選手にも選ばれた。日本学生ゴルフ選手権出場、文部科学大臣杯争奪全日本大学・高等学校ゴルフ対抗戦出場など全国大会の常連。

和歌山県立医科大学医学部医学科1年の辻田晴也

彼は関西高等学校ゴルフ選手権2位、全国高等学校ゴルフ選手権に3回出場、西日本医科総合体育大会2位,
関西学生秋季新人戦2位。



ぜひ、上で挙げた文武両道3羽烏にがんばってほしいです。もちろん他の選手もがんばってほしいし、日本の学生、ジュニアゴルフ界がさらにレベル アップしてほしいです。

努力した者が全て報われるとは限らない。しかし、成功した者は皆、努力しているということですね。
by 努力 (2012-12-26 12:31) 

Tom

努力さん、こんにちは。

弊方のブログにたいへん一生懸命な書き込みをいただき有り難うございます。努力さんの人柄が表れた書き込みですね。
努力さんは、きっと何か目指すものをお持ちなのでしょうね!
努力さんの願いが成就するよう祈念しております。

by Tom (2012-12-26 16:19) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。