映画「硫黄島からの手紙」を観て [映画]
今月に入り、2本の映画を観ました。
一本は、クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」で、もう一本は、山田 洋次監督の「武士の一分」を観ました。
数年前までは、月に最低2本の映画を観ていました。
今年は、この2本の映画を含めても5,6本の映画しか観ていません。
以前に比べて映画に興味がなくなったという訳ではなく、最近の邦画、洋画、アジア映画には秀逸な作品が多いと感じています。
もちろん、今回の「硫黄島からの手紙」、「武士の一分」も秀逸な作品だと思います。
私の映画を観る楽しみの一つに、今までに知らなかった世界を知り、その歴史的背景を知ることです。
映画を観ているほんの数時間の間は、どっぷりとその世界に浸っています。
「硫黄島からの手紙」を観ている時に、渡辺 謙さん演じる栗林中将を初め、日本軍の方が地下壕を掘る場面や、地下壕を拠点に戦う場面がありました。
その場面を観ている時に、いぜん沖縄県に住んでいた時に訪れた、旧海軍司令壕(沖縄県豊見城市字豊見城236)を思い出しました。
旧海軍司令壕は、日本で唯一住民を巻き込んだ地上戦が行われた沖縄戦の日本海軍沖縄方面根拠地隊の司令部があった所です。
持久戦に備え、約450メートルの横穴に約4,000名の兵士が収容されていました。
450メートルの横穴に、4,000名の兵士ですから、横になり寝ることも出来ずに、立ったままの状態で寝ていたそうです。
アメリカ軍の猛攻撃になすすべもなく、1945年6月に司令官の大田 實少将をはじめ、多くの兵士が自決されたそうです。
堀の中では、自決の際に飛び散った手りゅう弾の弾痕が残っています。
また、旧海軍司令壕の展示室には、司令官の大田少将や兵士の方のお手紙が展示されています。
現在の沖縄の風景や人々のやさしさは大好きですが、「平和記念資料館」、「ひめゆり平和祈念資料館」を訪問すると、平和の尊さをしみじみと感じられます。
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Written by
Office T.Professional(オフィス ティー.プロフェッショナル)
米国税理士 小野 知史(Tomofumi Ono)
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